長安寺

長安寺

約900年前に創建された東北屈指の名刹。当時の建物は火災で焼失しましたが、寛政10年(1798年)に再建。高さ20メートルにも及ぶ総ケヤキ造りの山門が現在も威風堂々と構えています。寺伝によれば、気仙郡司金為時の四代目の嫡孫で俗名次郎丸為正が、18歳で近江比叡山に登って僧となり、正善坊と号して当寺を創建したといわれています。(二十一世までは天台宗、二十二世「正光坊」からは真宗に改宗)山門は、1796年に着工しましたが、禁制のケヤキを使用したためと17.5mの高楼の二つの理由で、伊達藩より取り壊しを命じられました。しかし1807年、「廓念坊秀諦」が弁明に努め、工事続行不可を条件にして黙認されました。そのため、扉は欠き、袖なし、開きなしの門となっています。
現在の本堂は、明治16年(1833年)の創建

住所 岩手県大船渡市日頃市町長安寺57番地
電話番号 0192-26-3391
トイレ
駐車場
アクセス(車) 三陸鉄道・BRT「盛駅」より約10分

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